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金曜日に図書館でいろいろと本を借りました。
その日のうちに「マキアヴェッリ語録」は読み終わり。
短い上に納得しやすい論ばかりなので異様にあっさり終わりました。
マキャベリはイメージ的に不人気ぽいですが彼は随分まっとうな事を言ってると俺は思いますね。
土曜日は「ローマ人の物語IX キリストの勝利」を、日曜日は「古代ローマの戦い」を読みました。
ローマ人の物語は4世紀中後期、そろそろ読んでて辛い局面です。
ローマはもはやローマと呼べるのかどうかも怪しい状態になっていきます。
軍団のプロフェッショナル化が進行し内戦で失われた兵力は容易には回復できず、特に西方の防衛線は溶解して曖昧な勢力範囲に成り下がる。
もう帝国全体をかつての健全な状態に戻すことは望むべくもない。
体制が上層から腐っていく一方でキリスト教勢力はとうとう皇帝を支配する術を見出し始め、中世カトリック社会への道を着実に歩んで行きます。
そしてローマはとうとう東西に完全に分裂。
古代ローマの戦いはローマ軍団の変遷からローマの歴史を俯瞰する構成で政治の変化と軍制の変化を相互補完的に捉えているのが印象的でした。
特に帝政中期以降の帝権の不安定さの原因として皇帝と軍団との過度の結びつきを挙げている点は非常に納得のゆくものでした。
戦闘そのものでなく、基本的に軍事国家であったローマの軍制そのものがいかに他に影響を与えたかに焦点を当てているのは素晴らしいです。
そうなると逆に一般受けを狙ったようなタイトルの外し具合が微妙なわけですが(もっとも有名な会戦は図入りで解説されています)
なかなかの良書でした。
次はフェニキアの本と中世フランスの社会についての本が待っております。

あー、本ってやっぱ最高だな。
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